平成30年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「マネア高校建設計画」

令和元年5月3日
被供与団体名 マネア発展のための青年の会「自然の力」
供与限度額 173,297米ドル   /19, 409,264円
案件概要 キンディア州コヤ県マネア市には公立高校が存在しないため、中学を卒業した児童は7km離れたコヤ高校(公立)や、マネア市内の私立高校に通わざるを得ない状況にあります。マネア市からコヤ高校に通うための交通費は一日あたり7,000ギニアフラン、年間で1,680,000ギニアフラン(約200ドル)にも上り、この額は私立高校の学費とほぼ同額であり、家庭の大きな負担となっているため、生徒によっては就学を諦め、学校に通っていない状況もあります。
 
本案件では、地域の教育水準向上のため、2階建ての校舎1棟(計9教室・教職員室)・トイレ3基の建設、机やイス等の学習機材の供与を行います。

署名式の実施

マネア1
マネア2

2019225日、在ギニア日本国大使公邸において、堀田裕子参事官とウスマン・カラモコ・カマラ・マネア発展のための青年の会「自然の力」代表との間で贈与契約が署名されまし

起工式の実施

マネア3
マネア4
201949日、松原英夫駐ギニア大使.コヤ県知事,マネア副知事,マネア市長,県教育委員長同席のもと起工式が実施されました。

引渡式の実施

マネア5
マネア6
2021年3月4日、本事業の引渡式がコヤ県のマネア地区にて行われ、松原大使、カマラ・マネア発展のための青年の会「自然の力」会長他が出席しました。今回の日本の支援で、9つの教室と4つの職員室及び3つのトイレから成るマネア地区で初の公立高校が建設されました。これまで、マネア中学の卒業生は7キロ離れた高校か私立高校に通う必要がありましたが、同じ敷地内に公立高校が建設されたことで、高校への進学率増加が期待されます。