令和元年度草の根・文化無償資金協力「コナクリ市空手道場拡張・整備計画」

2020/7/4
被供与団体名 ギニア空手・武道連盟
供与限度額 90 900 米ドル   / 9,999,000  円
地域 コナクリ市
案件概要 道場1階部分(255平米)の改修と道場2階部分(331.2平米)及び事務所部分(18.84平米)の増築。
空手マット400枚(道場1階用64枚,道場2階用136枚,大会開催時使用200枚)の購入。
社会的背景・
ニーズ
 空手は2020年東京オリンピックに新種目として採用されており,本オリンピックの成功に向け,国際的に空手の機運醸成が期待されています。ギニアにおいても,ギニア空手・武道連盟により,長年,全国選手権が毎年開催されるなど,空手は同国で競技者の多い人気のあるスポーツの一つにまで成長しています(ギニア全国の競技人口約11,200人)。同連盟が,道場兼本部事務室として使用している首都コナクリ市の一階建ての建物では,同連盟に加入しているクラブの登録選手約200名(児童から大人まで)の練習場や,警察の訓練所としても機能している一方,設備・備品の劣化と狭さの問題があります。1960年代に建設された本施設は劣化が激しく,雨期には天井からの水漏れや,トイレの劣悪な衛生環境などの問題があります。さらに,現在道場で使われているマットは,2013年に世界空手道連盟から供与されたものですが,日々の練習に加え,大会時にも使用されているため,破損・汚れが著しいです。利用者は裸足で練習を行うため,擦り傷から細菌が入り病気になる選手もいます。また,本道場は,一回あたりの利用者数が30名にのぼるにもかかわらず,マット1組(8×8:64枚)を置くスペース(定員10~15人程度)しかないため,選手同士の衝突や選手が施設(壁,鏡)に身体をぶつける等の事故が生じており,一部は屋外で練習せざるを得ません。さらに,ロッカースペースが無い為,女性の空手人口増加の抑制になっている他,現在の利用者数に見合った衛生環境整備のため,トイレの改修が必要な状況となっています。
裨益効果  本件実施により安全・衛生環境が改善され,本道場を利用する約130名(実数)の選手や指導者の練習環境が向上します。また,供与されたマットの一部は,毎年開催されている全国選手権の際にも使用されるため,年間延べ人数1,700~1,800名の大会参加者が安全で清潔な環境で試合を行うことが可能になります。練習環境が改善することにより,空手競技人口の増加も見込まれ,親日感の醸成も期待できます。

署名式の実施

        署名後握手する松原英夫駐ギニア大使とセク・シェイク・コンデ ギニア空手・武道連盟会長
         集合写真
2020年2月25日、在ギニア日本国大使公邸において、松原英夫駐ギニア大使とセク・シェイク・コンデ ギニア空手・武道連盟会長との間で贈与契約が署名されました。
 

引渡式の実施

空手引渡式写真1
空手引渡式写真2
2021年2月25日、9月28日スタジアムにて引渡式が実施され、松原大使、空手・武道連盟会長他が出席しました。