無償資金協力「経済社会開発計画」(消防関連機材)式典(7月16日)

令和7年7月16日
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7月16日、首都コナクリにて、令和7年度対ギニア無償資金協力「経済社会開発計画(消防関連機材)」(4億円)の署名式典が開催されました。本式典には、加藤大使、クヤテ外務・アフリカ統合・在外自国民大臣、ナベ計画・国際協力大臣、ディアロ治安・市民保護大臣他が出席しました。

ギニアでは、昨年から都市部での火災が急増し、深刻な被害をもたらしています。本事業は、こうした火災に対する予防・対応能力の向上を目的とし、消防車、消防装備、通信機器などの機材を供与するものです。これを通じて、コナクリの火災予防・対応能力が強化されます。

加藤大使はスピーチにおいて、「日本では、消防サービスが地域社会と密接に連携し、定期的な訓練や防災教育キャンペーンを実施している。これにより、住民の防災意識が高まり、災害時には迅速な消火活動と効果的な避難が可能となっている。ギニアでも、地域コミュニティと協力して災害予防の能力を強化することを期待する」と述べました。